本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は関西地方でひとり暮らしをされている、会社員のririwhiteさんにナチュラルでロマンチックな癒し系のお部屋をつくるこだわりや工夫を教えていただきました。『帰るたび心安らぎ、ちょっと胸躍るとっておきのお部屋にしたい!』そんな方は特に必見です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
ririwhiteさん築25年、1Kのお部屋でまったり暮らしています。雑貨や植物、ウッド素材のインテリアが好きです。仕事から帰ってきたら癒される、ナチュラルでリラックスできるお部屋にしたいと思っています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「今はお部屋づくりをするのが趣味なのですが、お部屋を決めた当時はインテリアのことは全く考えていなかったんです。会社から近くて通勤が楽そうだったり、防犯上の安心感があるオートロックや掃除のしやすそうなオール電化に惹かれたりと、とにかく実用面重視で選びました。」
お部屋のこだわりを教えてください

「私のお部屋は小さな1Kです。築年数も25年以上で、部屋の縁や木の色には少し年季が感じられます。せっかくの特性や味を活かせたらと思い、大好きな雑貨屋さんのようなナチュラルインテリアをベースに雰囲気づくりをしました。
色は白・緑・茶色(木の色)にできるだけ絞り、特に生活感が出やすいキッチンやお風呂はほとんど白で揃えているのがこだわりです。フェイクグリーンや雑貨をたくさん使いながら、たまに配置を変えたり、どう飾ったらもっと可愛くできるか考えたりしながら楽しんでいます。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「無印良品のベッドの上です。ソファもあるのですが、ベッドにクッションを並べてソファのように使っています。タペストリーやフェイクグリーンを飾って、カフェっぽくした空間の中でまったり過ごすのが好きです。」
小ぢんまり可愛い、雑貨屋さん風の癒し系空間づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①見せるものを厳選する

「以前は、ドレッサーまわりに飾るようにコスメを並べていました。でも、もう少しすっきりさせたくなったので、見せるコスメを絞ることにしたんです。空いたスペースには、代わりにコットンフラワーを飾ってみました。
■②宝物を愛でる場所をつくる

「こちらの収納ボックスには、お気に入りのアクセサリーを展示するようにしまっています。仕事柄、普段はあまりアクセサリーを使用しないのですが、雑貨屋さんやハンドメイドアプリで購入した大好きなアイテムたちをキレイに飾ることができると、それだけでとても嬉しい気分になれます。」
■③とっておきのカフェ時間を間接照明で照らす

「帰宅後、特にリラックスしたい夜は、明るさや色を調節できる間接照明が大活躍です。ナチュラルなインテリアの中、雑貨をちょっと飾ったり、プレートにきちんと紅茶をセットしたりしながら過ごすカフェ時間は、本当に心が安らぎます。」
■④白で清潔感と広さを演出する

「私のお部屋は、生活感の出やすい浴室・洗面台一体型です。狭さもカモフラージュしたいと思い、バスグッズは白を基調に揃えることにしています。白のものは揃えやすさもありますが、気が付いたら100均アイテムの割合がすごく高くなっていました。また、スペースを有効利用したいとき、マグネット収納グッズも重宝しますね。」
■⑤トイレも小さな雑貨屋さんをイメージして可愛く

「このお部屋、トイレがとても小さいんです!そんなスペースを大好きな空間にしたくて、小さいけど可愛い雑貨屋さんを思い浮かべながら、ポストカードやフェイクフラワーを飾りました。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEM無印良品のエッセンシャルオイル(おやすみブレンド)PRICE1,490円(税込)
話題になっているエッセンシャルオイルを愛用しています。眠るときに使用するのも良いのですが、すっきりした香りでリラックスできるので、まったり音楽を聞いて過ごしたいときやおうちカフェタイムにもおすすめです。すやすやフレンドの寝顔のミッフィーと並べると、見ているだけで癒されます。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「プロジェクターを導入したいと思っています。
お話をお伺いして

ririwhiteさんは、1Kの居室をロースタイルの家具をメインにレイアウトされています。圧迫感のない、ベーシックなナチュラルカラーでコーディネートすることで、よりゆったりとした印象に演出されているのが特徴的。フワッとしたレースやクッションの質感、華奢なフェアリーライトや粒感のあるグリーンなど、雑貨の風合いや表情でナチュラルを可愛くエレガントに洗練していました。
ひとり暮らしのお部屋は小さくて不便なこともあるかもしれません。でもririwhiteさんは、小ぢんまりとした可愛い雑貨屋さんの魅力を思い出し、レイアウトやコーディネートをすることで、心を満たし安らぎをくれるとっておきの空間を導き出しています。どんなお部屋にも、そこだから得られる雰囲気が必ずあるもの。ぜひ、今回教えていただいた工夫やアドバイスを参考に、好みを楽しみながら、お部屋のポテンシャルを引き出してみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部