「3つのこだわりを応用して家中すっきりさせる、ミニマリストの収納術」 by AQUAさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、優しさを携えたミニマルなインテリアで魅力ある空間づくりをされているAQUAさんに、収納の工夫やこだわりをお伺いしていきます。

今回教えてくれたユーザーさん♪

2021年11月に3LDKのマンションに引っ越ししました。フルリノベーションされた部屋に合うよう家具をそろえていく中で、収納にも興味が湧いてきて勉強を始めました。収納のことなどは、BlogやYouTubeで発信していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

3つのこだわりで作るすっきり

AQUAさん宅は、実にシンプルです。そんななかでも、なんだか雰囲気が温かくて優しいのが素敵なところ。しかし、本当に無駄な物が見当たりません。日用品や生活雑貨、掃除道具……暮らしに欠かせない物たちは、どこにどんな風に隠れているのでしょう。気になって、扉の中をのぞかせていただきました。

「私の収納に対するこだわりは、3つあります。1つ目は、床に物を置かないこと。2つ目は、生活動線に合わせて使いやすい場所を選ぶこと。

こだわりも3つとシンプルなんですね。それが、キレイが続く秘訣なのかもしれません。複雑すぎて息切れしてしまっては、キレイがプレッシャーになりかねないですよね。ここからは、なにかと物が集まるし利用頻度も高いキッチンの収納を例に、AQUAさん流の3つのこだわりの活かし方をご紹介していきます。『収納に収まり切らないものがはみ出しがち』という方や、『しまうと使うときの手間が増えそう』と不安を感じる方も必見の工夫ばかりです。

キッチンで見る、3つのこだわりの活かし方

■その1 コンロ周りに物を置かない

「以前は、コンロ周りに調味料などを置いていたのですが、今は引き出しにしまっています。これで毎日のキッチンリセットがとてもラクになりました。」

■その2 詰め替えで高める、フィット感と使い勝手

「調味料は、基本的に引き出しに収まるように容器に移し替えています。

■その3 ホワイト化で、見た目も気分もすっきりと……

「基本的にキッチンツールや収納グッズもホワイトでそろえることを意識しています。赤やオレンジなどいろいろと混ざっていた頃と比べ、スッキリ見えるようになりました。」

オススメの収納アイテム

いろいろなサイズがあり、キッチン以外にも廊下収納の書類管理やリビングの延長コード収納など、さまざまな場所で活躍してくれます。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「私は本当に整理整頓が苦手でした。そんな私でも今のように収納ができるようになった大きな理由は、物を減らしたことです。減らしたことによって、何をどこに収納すれば良いかがハッキリと見えてきました。

3つのポイントを押さえよう

まずは、余分なものを見せず『気持ちよく』。次に、しまっても使いやすく『収まりよく』。そして、統一感で『見映えよく』。AQUAさんの3つのこだわりは、素敵な収納につきものの3つのポインろを実現するルールそのものでした。そして、この3つを場所や使い手に合わせて応用していくことで、暮らし全体の効率や質が上がります。

今回はキッチンを中心に拝見していきましたが、洗面浴室やクローゼット、リビング、廊下、玄関……あらゆるところでAQUAさん流のメソッドは活かされています。