ペトロネラ・エクロット 写真提供:Juventus.com

 ユベントス女子チームに昨シーズンまで所属していたスウェーデン代表DFペトロネラ・エクロットがユベントスの内部事情について語った。スウェーデン紙『Expressen』が報じている。

 昨シーズンのスクデット(リーグ優勝)に貢献したエクロット。しかし、シーズン終了とともにユベントスを退団し、母国スウェーデンのユールゴーデンに加入した。

 エクロットがユベントスを退団した理由は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのレイプ疑惑にあったようだ。以下のように語っている。

ペトロネラ・エクロット

「不可解なことがいくつか起こっても、クラブに滞在する権利はあったの。ただ、私のビジョンと彼らのビジョンは異なっていたわ。

 私は外国人の女性選手がイタリア人の女性のように扱われていたとは思えない。偏見のないカメラの前にいるかどうか不思議に思うこともあったけど、私はその状態に慣れたわ。

 私たちはその事件について話すことを禁じられていたの。黙ってなきゃいけなくて、言及することはできなかった。控えめに振舞い、行っていたのはクラブの価値観に向かって取り組むことだけだった。

 私の意見が重要ではないと感じていたから、自分自身を閉じていたの。

ただ、刑務所にいるようだった。やりたいことがすべてできなくて。

 コインの片面を見ることはできるけど、もっと多くのことがその裏に隠されている。話すことのできないこと、示されていないのものは、まだまだたくさんあるわ」

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