著者:ジャン・チャンシチャオラ(フットボール・トライブ・アジア)
元日本代表MF細貝萌が2020年シーズンを前に、バンコク・ユナイテッドに加入した。
昨シーズン、タイリーグ王者のブリーラム・ユナイテッドでプレーした細貝。
ブリーラムとの契約を満了した細貝が、タイリーグに残ってプレーすることを選んだ。そして、首都バンコクのバンコク・ユナイテッドへの加入を決めている。昨シーズン4位と躍進したバンコク・ユナイテッドは、国内のビッグクラブへと成長しているが、2007年以降はタイトルに恵まれていない。
細貝はバンコク・ユナイテッドのアレシャンドレ・ペルキンク監督の、ポゼッションをベースにしたスタイルにうまくフィットする可能性が高い。
ただ、このクラブが守備面に問題を抱えているのも事実だ。リーグ戦やカップ戦の多くの重要な試合で、守備面が犠牲となることがあった。細貝の存在は守備面に強度をもたらし、トロフィー獲得への大きな助けとなるだろう。