明治安田生命J1リーグの大分トリニータは16日、昨季ガイナーレ鳥取に期限付き移籍により加入していたMF坂井大将が契約満了により退団することを公式発表している。

 長崎県出身の坂井大将は大分トリニータの下部組織から2015年にトップチームへ昇格。

2016シーズンにJ3リーグで11試合に出場したもののプロデビュー後は出番が少なく、2018年にアルビレックス新潟、2019年にザスパクサツ群馬へのレンタルをへて昨年にガイナーレ鳥取に加入。J3リーグで27試合に出場していたが、期限付き移籍満了により退団する運びとなった。

 同選手は大分トリニータを離れることについて「今シーズンで大分トリニータを離れる事になりました。大分では自分の思い描いていた活躍が出来ず、悔しい思い、辛い思いの方が強かったのは事実です。ただ、どんな時も声を掛けて応援して頂いたファン、サポーターの皆様、そして大分で僕に関わって下さった全ての方々、出会いに感謝しています!僕を人として、サッカー選手として成長させてくれて、本当にありがとうございました!」と悔しさを滲ませながらも、クラブ関係者やサポーターに対して感謝の言葉を残す。

 また、期限付き移籍期間満了に伴いガイナーレ鳥取を退団することについて「1年間という短い間でしたが、大変お世話になりました。

鳥取の地は大好きです!素晴らしい山、海、新鮮で美味しい食材、全て大好きです!鳥取で結婚をし、僕ら夫婦にとって特別な場所なのも確かです。たった1年と短い期間でしたが、思い出がたくさん出来、とても充実した1年を過ごす事が出来ました。唯一心残りがJ2に昇格出来なかった事です。今年僕はチームの力にはなれませんが、陰ながら応援しています!1年間本当にありがとうございました」とメッセージを送った。