明治安田生命J1リーグの浦和レッズはブラジル人FWレオナルドの退団を公式発表しているが、同選手と中国スーパーリーグに所属する山東魯能泰山の契約内容の一部が明らかになっているようだ。22日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。

 レオナルドは2018シーズンにJ3リーグのガイナーレ鳥取に加わると、翌2019年にアルビレックス新潟へ移籍。そして昨年に浦和レッズへ加入すると、3シーズン連続で2桁ゴールをマークしていた。本人は今年1月に浦和レッズ残留を示唆するコメントを残していたものの、直後に山東魯能泰山へ移籍する可能性が浮上。

 山東魯能泰山がクラブ内関係者への給与未払いにより今季のAFCチャンピオンズリーグ出場権をはく奪されたことにより、一部では浦和レッズ残留に傾く可能性がささやかれていたが、J1リーグ開幕の数日前に中国移籍にむけてクラブ間合意に達したことが公式発表されている。

 『UOL』が報じるところによると、レオナルドは山東魯能泰山と5年契約でサインを交わした模様。また、同選手は「1週間前に中国に到着したけど、ホテルでの隔離期間に入ったよ。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での日程に関する規定はとても厳しいね。上海に15日間滞在した後にチームへ合流するよ。トレーニングを再開する時が待ちきれないね」とコメントを残している。