フィオレンティーナはポーランド代表GKバルトロミエ・ドラゴウスキと契約延長を行うことを望んでいるようだ。22日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在23歳のドラゴウスキは2016年夏にフィオレンティーナへ完全移籍するものの、加入当初はGKマルコ・スポルティエッロや元ルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌがゴールマウスを守ることが多く、ベンチを温めていた。しかし、2019年1月に半年レンタルによりエンポリに加わって出場機会を確保。そしてフィオレンティーナに復帰して迎えた昨季は正守護神を任せられると、今季もここまでリーグ戦全23試合でフル出場を果たしており、6度クリーンシートを達成している。

 同選手はフィオレンティーナとの契約期間を2023年夏まで残しているが、ボルシア・ドルトムントがスイス代表GKロマン・ビュルキの競争相手としてドラゴウスキの獲得を狙っている模様。しかし、フィオレンティーナはドラゴウスキの放出には応じない構えを見せるとともに、クラブ首脳陣は契約期間を延長した上で新契約を締結する方針で一致しているようだ。

 なお、ドラゴウスキは現時点でフィオレンティーナ退団にむけた動きを見せていないものの、ドルトムントから正式なオファーが届いた場合には検討するものとみられる。