明治安田生命J2リーグのジュビロ磐田は1日、エールディビジ(オランダ1部)のフォルトゥナ・シッタートからモルドバ代表GKアレクセイ・コシェレフの獲得を公式発表している。

 身長2mをほこるコシェレフは2011年にモルドバ国内でプロキャリアをスタートさせると2014年冬にはロシア・プレミアリーグのクラスノダールに加入。

わずか5カ月後に再びモルドバに舞台を移すと2017年夏にはルーマニアのCSMストゥデンツェスク・ヤシに移籍。翌2018年にはフォルトゥナ・シッタートへ完全移籍により加入すると、移籍1年目の2018/19シーズンと昨季はリーグ戦全試合でフル出場を果たしていたが、今季は開幕戦から低調なパフォーマンスを露呈すると第7節以降はベンチを温めていた。

 同選手はジュビロ磐田の一員となったことについて「ジュビロ磐田の皆さん、アレクセイ・コシェレフです。アレックスと呼んでください。この度、ジュビロ磐田という素晴らしいクラブのファミリーの一員に加わる機会を得られ、とても興奮しています。ジュビロ磐田の偉大な歴史を知り、ジュビロの選手になることへの大きな誇りと責任を感じています。

そして、チームの勝利に貢献し、J1リーグへ昇格し、栄光の時代をまた皆さんと共に創りたいという大きな決意があります」

 「日本のことわざに「遠きに行くは必ず近きよりす」という言葉があると思います。皆さんと一緒に一歩ずつ着実に、必ず頂上にたどり着きたいと思います。サポーターの皆さんの選手への素晴らしい応援を映像で見ました。これから私のホームとなるヤマハスタジアムで、一日でも早く皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と意気込みを語っている。