明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディは1日、FW河野広貴が関東サッカーリーグ2部の南葛SCへ完全移籍により加入したことを公式発表している。
世代別の日本代表に選出された過去を持つ河野広貴は2007年に東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせると、2012年にFC東京へ移籍。2014シーズンからコンスタントに出場機会を得たものの、2017シーズン途中からサガン鳥栖へ加入。その後は2019シーズンから東京ヴェルディに復帰していたものの、昨季は公式戦わずか4試合の出場にとどまっていた。
同選手は東京ヴェルディ退団について「今シーズンから南葛SCでプレーすることが決まりました。僕を育ててくれたヴェルディには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どこに行ってもヴェルディの河野と言われたし、たぶんこれから先もずっとそう呼ばれます。サポーターの皆さん、いろいろありましたね(笑)。初めて移籍する時は本当に辛かった。でも、どんな時もヴェルディのために選択してきたつもりです」
「戻った時におかえりと言ってくれて、ありがとうございました。力になれなかった事、J1に連れて行けなかった事、本当に申し訳ありません。もうヴェルディのユニフォームを着てサッカーができないのが本当に寂しいけど、ずっと応援しています。どんな時も優しく、熱い応援をありがとうございました。ヴェルディ愛してる」と惜別のメッセージを送っている。
また、南葛FCへの加入については「南葛SCに加入することになりました河野広貴です。加入が決まるまでに、とても熱心に南葛SCの魅力をくり返し伝えてくれ、また僕自身のことを理解してくれて丁寧に対応してくれた、岩本GMを始めとした関係者の皆さまに感謝しています。南葛SCの目標達成のために精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
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