レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは今月中にも復帰する可能性があるようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。今季は数度の負傷離脱がある中でここまで18試合に先発出場していたが、今年1月中旬に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)準決勝・アスレティック・ビルバオ戦に出場した際に左ひざを負傷。当初は経過観察を行っていたが、回復が思わしくないことから、先月6日に手術に踏み切っていた。

 セルヒオ・ラモスは先月中旬から体幹を鍛えるトレーニングを再開しているが、2日にグラウンドでボールを使った個別トレーニングを行っている。また、『マルカ』は同選手が16日に開催予定となっているUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の2ndレグ・アタランタ戦での復帰を目標にしていると伝えている。

 なお、レアル・マドリードは元フランス代表FWカリム・ベンゼマも戦列を離れていたが、すでに個別トレーニングを始めている。

攻撃陣と守備陣の必要不可欠な戦力が今月中に復帰するとなれば、タイトル獲得を目指すチームにとって非常に大きな力になることだろう。