明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は8日、アーセナルに在籍した過去をもつブラジル人MFウェリントン・シウバの来日を公式発表している。

 ウェリントン・シウバは2009年にフルミネンセでプロデビューを果たすと、2011年にはアーセナルへ完全移籍。

その後、レバンテやアルコヤーノなどスペインの複数クラブへのレンタル移籍をへて2015年夏にはEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のボルトンへ1年レンタルにより加入していた。2016年にフルミネンセへ復帰した同選手は昨季カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で14試合に先発出場していたが、先月にガンバ大阪への完全移籍が決まっていた。

 同選手は入国したことについて「このチャンスをいただけたことがすごく嬉しいです。皆が日本のことをすごく良く言っていましたし、イングランドだったりスペインでもプレーや生活をしていたことがあるのですが、それに近い環境でプレーや生活ができることはすごく嬉しく思っています。特にチームにはこのチャンスをくれたことにすごく感謝したいと思いますし、早くチームに合流したいという気持ちでいっぱいです」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 なお、同選手は入国後、新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間をへてチームに合流する予定となっている。