ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)は11日、東京五輪のU24日本代表DF橋岡大樹がチームに合流したことを公式発表している。

 現在22歳の橋岡大樹は、2018年に浦和レッズの下部組織からトップチームに昇格すると、大槻毅元監督から高い評価を受けて出場機会を増やし、2019年には日本代表に初選出。

昨季には不動のレギュラーとしてJ1リーグ31試合に先発出場すると、今冬にシント=トロイデンVVへ2023年6月までのレンタル移籍により加入。2月末にデビューを果たすと、3月以降に行われたリーグ戦5試合ではすべて先発メンバーに名を連ねていた。

 そして同選手は森保一監督率いるU24日本代表のメンバーに選出。自国開催のオリンピックでは、グループステージ最終節・フランス戦で途中出場すると、準々決勝・ニュージーランド戦では累積警告により出場停止となった浦和レッズのDF酒井宏樹にかわりフル出場。準決勝・スペイン戦でも延長後半終了間際からピッチに立っていた。

 橋岡大樹は東京五輪での全日程を終了した後、ベルギーへ到着。

今週からSTVVのトレーニングに参加している。なお、STVVはジュピラー・プロ・リーグ2021/22シーズンでここまで3試合を終えて1勝1分1敗としている。14日には第4節・オイペン戦を控えているが、果たして橋岡大樹がメンバー入りすることはあるのだろうか。