トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道(25)は、前線の主力として開幕節・ACアジャクシオ戦をのぞいた全試合で先発出場しているが、18日に控えるリーグ・ドゥ(フランス2部)第8節・グルノーブル戦では起用法に変化があるかもしれない。16日、フランスメディア『LADEPECHE』が伝えている。

 オナイウ阿道は明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからトゥールーズへ完全移籍すると、7月24日に行われたリーグ・ドゥの開幕節・ACアジャクシオ戦でデビュー。第2節・ナンシー戦から全試合で先発出場。先月28日に開催された第6節・バランシエンヌ戦で前半アディショナルタイムに先制ゴールをマークすると、ル・アーブル戦でもコーナキックからのヘディングシュートで先制ゴールをあげていた。

 トゥールーズを率いるフィリップ・モンタニエ監督は、これまでオナイウ阿道をセンターフォワードや左ウイングのポジションで起用してきた。ただ、同選手は16日の全体トレーニングに参加した際、3トップにおける右ウイングでのプレーを試していたとのこと。ル・アーブル戦で累積警告による出場停止処分を受けていたFWリース・ヒーリー(26)がグルノーブル戦で再びセンターフォワードとしてプレーするほか、FWヤニス・ベグラウィ(20)が引き続き左サイドで起用されることが予想される。

 また、アルビレックス新潟でプレーした過去をもつブラジル人FWラファエル・ハットン(25)は16日のトレーニングメニューをこなしたものの、クラブはグルノーブル戦でデビューする可能性はまだ不透明であることを公式SNSアカウントにて明らかにしている。

 新天地で好調を維持するオナイウ阿道だが、これまでとは異なるポジションでも本来のパフォーマンスを発揮できるかどうか注目が集まる。