プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)が新型コロナウイルス陽性判定を受けた。2日、ポルトガルメディア『MAIS FUTEBOL』が伝えている。

 同選手は今年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。3年半の契約を交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。中盤センターに必要不可欠な戦力としてダニエル・ラモス前監督から絶大な信頼を寄せられていた。また、今季は序盤に監督交代があったものの、ここまでリーグ戦で12試合中10試合に先発出場。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)・グループステージでも全試合でスタメンに抜てきされるなど、昨季までと変わらず中盤の主力として活躍していた。

 その中、『MAIS FUTEBOL』の報道によると、守田英正は先月29日に敵地で行われたプリメイラリーガ第12節・GDエストリルを終えて大西洋上のサンミゲル島へ戻った後、PCR検査の結果で新型コロナウイルス陽性の判定を受けたとのこと。

同選手はすでに10日間の隔離期間に入っているという。

 これにより、守田英正は今月5日に控える第13節・アウロカ戦を欠場することが確定している。これまで中盤の要として重要な役割を果たしているだけに、チームにとっても守田英正の離脱は大きな痛手になるはずだ。