アルミニア・ビーレフェルト所属のMF奥川雅也(25)は、クラブのドイツ2部降格により今夏退団が濃厚とみられている。その中、かつて日本代表DF長友佑都(35)やDF酒井宏樹(32)が在籍していたオリンピック・マルセイユが移籍先候補に挙がるかもしれない。4日、マルセイユの専門サイト『Football Club de Marseille』が伝えている。
奥川雅也は昨年1月末にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからビーレフェルトへ移籍。今季はトップ下やサイドハーフなど複数ポジションで起用される中、ブンデスリーガで29試合に先発出場。8ゴールをあげるなど主力選手として結果を残していたが、チームはブンデスリーガで17位に終わっていた。
ビーレフェルトは2部降格に伴いメンバーの再編を行うものとみられている。また、奥川雅也とは2024年6月まで契約を残しているものの、2部降格時に適用可能な500万ユーロ(約6億9000万円)の契約解除条項が盛り込まれていると、ドイツ紙『ビルト』が報道。新戦力獲得にむけた資金をねん出するために、クラブは同選手の放出に踏み切るとの見方が広まっている。
その中、『Football Club de Marseille』は「ドイツ2部のアルミニア・ビーレフェルト、オリンピック・マルセイユにビジネスを握られる」と見出しをうち、マルセイユに対して奥川雅也と元U21ドイツ代表FWヤンニ・セラ(24)の今夏獲得を推奨。