清水エスパルス所属のFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表GK権田修一(33)は7日、Jリーグアウォーズに出席。クラブが「フェアプレー賞 高円宮杯」を受賞したことにより、浦和レッズ所属GK西川周作(36)とともに壇上に上がっていたが、ジュビロ磐田戦での振る舞いが再び批判の対象となっている。
水野晃樹は8日、自身のツイッターアカウントを更新。「昨日のJリーグアウォーズ以降あるツイートをよく見る」と切り出すと、「試合中、常に真摯で完璧な選手18年プロでやって見たことない。その一つを探し出してきて…」
「誰にでもミスや失敗はある。プロと言えど。ただ残念ながらその投稿に対して多くの方が…これ誹謗中傷と何が違うの?人が死んだら問題になるの?」(原文ママ)と投稿。具体的な事例には言及しなかったものの、ツイッター上でのJリーガーに対する言葉に憤りをあらわにしている。
権田修一は先月22日のJ1リーグ第31節のジュビロ磐田戦で前半44分、コーナーキックのボールをペナルティエリア内で直接キャッチ。起き上がる際、正面に立っていたジュビロ磐田所属DF森岡陸(23)の胸ぐらをつかんだほか、右手で振り払うような仕草を見せ、試合が一時中断した。また試合後には、ツイッター上で同選手のボールキャッチから試合再開までの断片的に切り取られたシーンが瞬く間に拡散していた。
そして今回のJリーグアウォーズでも清水エスパルスがフェアプレー賞を受賞した直後、権田修一が森岡陸の胸ぐらをつかんだ瞬間の映像がツイッター上で再び拡散。「権田修一、フェアプレー賞おめでとう!」と皮肉を交えたコメントが寄せられるなど炎上している。