明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸は、ブラジル代表GKウーゴ・ソウザ(23)の獲得でブラジル1部CRフラメンゴと合意に達したが、同選手からオファーを拒否されたようだ。6日、ブラジル紙『O DIA』が伝えている。
ウーゴ・ソウザの去就については、横浜F・マリノスやAZアルクマール、ポルトガル1部FCファマリカンやエストリルなど複数クラブからの関心が伝えられていた。またブラジルメディア『グローボ』が先月下旬、CRフラメンゴがヴィッセル神戸が買い取りオプション付きのレンタル移籍によるオファーを却下したと報道。現地では欧州移籍が濃厚という見方が広まっていた。
そんな中、『O DIA』はヴィッセル神戸によるウーゴ・ソウザ獲得オファー再提示を報道。これによると、ヴィッセル神戸は買い取りオプション付きのレンタル移籍から完全移籍に切り替えて「移籍金130万ドル(約1億7000万円)の支払いでウーゴ・ソウザ保有権の50%取得」という条件で打診。CRフラメンゴもオファーを受け入れたという。
しかし同選手はヴィッセル神戸のオファーを拒否したとのこと。選手サイドは「契約期間3年」という条件に難色を示しているが、ヴィッセル神戸はオファーを受け入れるように警告したという。
身長199cmのウーゴ・ソウザは2018年8月、当時プロ経験がないにもかかわらずブラジル代表に招集されると、2019年にCRフラメンゴのトップチームへ昇格。有望株として期待を寄せられていたが、昨季につづき今季レギュラーの座を奪うことはできなかった。