国立競技場では今月25日、1993年5月15日のJリーグ開幕戦と同じ対戦カードである「東京ヴェルディ対横浜F・マリノス」が開催。雨天にもかかわらず、53000人を超えるファン・サポーターが詰めかけた。
『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』は、2024シーズン明治安田J1リーグ開幕戦(サンフレッチェ広島対浦和レッズ)開催日の今月23日に「無料チケット連発のJリーグ、なぜ盛り上がらない?大物がおらず、キャンプも注目されず」という見出しのもと、Jリーグ人気低下の可能性を指摘。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸退団などを根拠に挙げたが、X(旧ツイッター)では「Jリーグ普通に盛り上がっているけど」「記事を出すタイミングに悪意感じる」「日本サッカーの敵」などの疑問や批判が沸き起こっている。
また東京V対横浜FMは、横浜FMが後半44分からわずか4分間で2ゴールを奪い、逆転勝利を飾るという劇的な試合展開に。ネット上でも試合内容に対する満足感をあらわにするファン・サポーターの声が多く見られる。
そんな中、Xでは『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)による投稿内容が話題に。同氏は、東京V対横浜FMを現地観戦していたことを報告すると、「週刊新潮が、Jリーグが、全然盛り上がらない、みたいな記事を書いていたが、週刊誌ビジネスの方が、盛り上がっていないのでは」(原文ママ)と、週刊誌の報道内容に反発。
「夕刊フジが、なでしこを、注目されてなくて、サウジでの試合を怪我の巧妙とか、書いていたが、盛り上がってないのは、夕刊紙では。他人の心配してる場合でないのでは。一部の人が、MLB、野球が、盛り上がらない、大谷ばかり、とポストしてるが、自分のチームの集客の心配をした方がいいのでは。 評論家ばかり。自分のコンテンツの価値を高めよう」と他の週刊誌報道や世論に言及した上で、「今日のヴェルディ対マリノスは、素晴らしかったぜ」と締め括っている。
「ど正論!」「あれだけ寒くて雨降る中、よく観客入ったなと驚いた!」「確かに週刊誌はそこまで読まれていないのでは?」と賛同の声を集めている満田氏の投稿。元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長であり、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、バルセロナの日本ツアー実施に尽力するなど、スポーツ界の最前線で活躍しているだけに、同氏の意見には説得力があると多くのファン・サポーターが感じているだろう。