かつて柏レイソルヴィッセル神戸などJリーグ複数クラブを率いていたネルシーニョ氏が、74歳にして現場復帰。今月29日にブラジル2部ポンチ・プレッタの監督就任が正式決定した。


 ポンチ・プレッタでプロキャリアをスタートしたネルシーニョ氏は、1980年なかばに現役を退くと、およそ40年間にわたりのべ30以上のクラブで指揮。日本でもヴェルディ川崎、名古屋グランパス、神戸、柏と4クラブを率いており、柏では2度のJ2優勝を果たしたほか、2011シーズンにはJ1制覇。2012シーズンの天皇杯のタイトルを獲得するなど、数多くの実績を残している。

 そんなネルシーニョ氏は昨年5月に柏監督を退任して以降、しばらくフリーの身に。昨年8月にブラジルTV局『Cultura Paulista』の番組に出演した際には、Jリーグ復帰の可能性を否定した上で、「今年いっぱい休んで、その後はブラジルでまた仕事するかもしれない」と監督業再開をほのめかしていた。

 一方、ポンチ・プレッタは2017シーズンを最後に1部リーグから遠ざかる中、今季はここまで2部リーグ戦7試合を戦って1勝3分3敗。
3部降格圏手前の16位に沈む中、今月下旬にジョアン・ブリガッティ監督を解任。後任候補に複数人物が挙がる中、29日になってネルシーニョ氏の招へいを公式発表している。

 ポンチ・プレッタにはかつて2021シーズンから1年半にわたり柏でプレーしていたDFエメルソン・サントスも在籍。ただ、同選手は柏時代にネルシーニョ監督のもとで外国人枠の兼ね合いもあり出場機会に恵まれていなかった。なおネルシーニョ氏は2007年にもポンチ・プレッタを指揮。17年ぶりとなる古巣復帰を果たした格好だ。