サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月6日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選でミャンマーと対戦。代表OBの槙野智章氏がDF橋岡大樹(ルートン・タウン)の活躍を期待しているが、ネット上では同氏への批判が相次いでいる。


 W杯アジア最終予選進出を決めている中で迎えたミャンマー戦で、3バックシステムを試している森保監督。その3バックの右でスタメン出場しているのが橋岡であるが、キックオフ直後から攻撃が左サイドに偏っている。

 橋岡は2023/24シーズン途中までベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の主力選手として活躍。FW浅野拓磨所属VfLボーフムをはじめ複数クラブからのオファーが報じられる中、今年1月末にルートンへ完全移籍すると、プレミアリーグでも10試合に出場するなど、今後のさらなる成長が期待されている。

 それだけに日本テレビ系の中継で解説を務めている槙野氏は「橋岡は対人に強い。金髪にするなど、髪もセットしてきたので」と、前半キックオフ直後にコメント。同選手への期待を覗かせた一方、左サイドのFW中村敬斗(スタッド・ランス)を中心とした攻撃が続いているだけに、「橋岡は(ポゼッション時に)もう少し前目のポジションをとってほしい」と注文を付けている。

 橋岡に関する槙野氏の解説を受けて、X上では「槙野氏は橋岡のことについて話しすぎ」「槙野氏の解説は私情入り過ぎじゃない?」「浦和レッズの元チームメイトだからといって、推しすぎるのはどうかと思う」といった批判が噴出。

 「橋岡は対人に強い」という見解に対して「槙野さん、適当なこと言うなよ。橋岡は対人弱いだろ!」「ルートンの橋岡は、プレミアリーグで毎試合対人で負けて失点の元凶になり続けた」という指摘も見受けられる。

 なお、日本は前半17分に中村のミドルシュートから先制ゴールを奪っている。試合の主導権を握ることが予想されるだけに、橋岡も右サイドから積極的に攻撃参加したいところだ。
編集部おすすめ