日本代表MF久保建英は今月11日にFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選シリア戦を控える中、レアル・ソシエダ残留に向かっている模様。同選手にはMF遠藤航所属リバプール、古巣レアル・マドリードなど複数クラブからの関心が報じられていた。


 久保は今年2月、ソシエダと2029年6月までの契約延長で合意。5100万ポンド(約97億円)の契約解除条項が引き続き盛り込まれた可能性も指摘される中、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は今年4月24日にレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールを同選手の移籍先候補に挙げていた。また、ソシエダは先月29日の日本ツアー(対東京ヴェルディ)を前に2024/25シーズンの新ユニフォームを発表。ユニフォーム発表映像に久保の姿が無いことから、同選手の移籍を予想する声も挙がっていた。

 しかし、スペインメディア『Relevo』のマッテオ・モレット記者は今月10日に、久保の去就について「今年1月のサウジアラビア移籍報道以降、彼の周囲は静かになった。彼の状況は多かれ少なかれ、色々な意味で当時と変わっていない」とした上で、「本人はソシエダで満足している。
ソシエダに、彼の獲得に興味を持つクラブからの接触やオファーは無い」と、今夏残留が基本線だと主張している。

 一方、日本代表OBの内田篤人氏は久保の今夏移籍を予想。インターネット動画配信サービス『DAZN』で先月30日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、欧州の移籍に話題が及ぶと「久保君とかさ、無いかな」とポツリ。MCの野村明弘アナウンサーは、久保本人が五輪不参加を明言したことを理由に、「これ移籍なのかなとか、色々思ってしまう」と予想すると、内田氏は「最近の使われ方がね。ちょっと勘繰るよね」と私見を述べている。

 ソシエダ攻撃陣に欠かせない選手として、今季も本来のパフォーマンスを継続していた久保。
ただ、5月4日のラス・パルマス戦から最終節アトレティコ・マドリード戦にかけて5試合中3試合でベンチスタートだったほか、バルセロナとの古巣対戦では、わずか20分間のプレーに終わっている。