かつて元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらスター選手を擁していたヴィッセル神戸。昨季からFW大迫勇也、MF山口蛍など元日本代表選手を中心としたメンバー構成になっているが、今年夏の移籍ウィンドウで再びスペイン人の獲得を狙っている模様。
ポーランド1部ヴィジェフ・ウッチ所属FWジョルディ・サンチェスへの関心が報じられている。

 現在29歳のサンチェスは、身長190cmで右利きのストライカー。バルセロナの下部組織出身であるが、同クラブで昇格できず、バレンシアをはじめスペイン国内の複数クラブを渡り歩く。そして2022年7月にはスペイン2部アルバセテからウッチへ移籍。加入1年目からレギュラーに定着すると、翌2023/04シーズンはリーグ戦34試合中25試合のスタメン出場で8ゴール5アシストをマーク。絶対的ストライカーとして結果を残したが、チームは優勝クラブから勝ち点17差の9位に終わった。


 サンチェスとウッチの契約期間は今年6月までだったが、クラブは同選手のパフォーマンスを評価。今年4月に1年間の契約延長オプションを行使している。しかしポーランドメディア『インテリアスポーツ』が今月12日に伝えたところによると、神戸がウッチに対してサンチェスの獲得オファーを提示。オファーの内容について、記事では「ウッチが求める金銭面の条件を満たしていない」と綴られているが、神戸が移籍金等の条件面を見直した上で再度サンチェス獲得を打診する可能性があるという。

 また同メディアは「今年冬の移籍ウィンドウでも、サンチェスは注目選手だった」と紹介。当時、複数の中東クラブからオファーが届いたものの、選手本人が中東でのプレーを望まなかったという。


 神戸はJ1第17節終了時点で9勝3分5敗と、J1首位町田ゼルビアから勝ち点5差の4位につけている。前線では、新戦力のFW宮代大聖がリーグ戦で7ゴールとブレイクしているほか、大迫も4ゴールをマーク。一方、ブラジル人FWジェアン・パトリッキはリーグ戦12試合で途中出場と、控えに甘んじている。