V・ファーレン長崎は今月16日に明治安田J2リーグ第20節ベガルタ仙台戦を控える中、タイ1部BGパトゥム・ユナイテッドからタイ代表MFサーラット・ユーイェンを期限付き移籍により獲得するという。

 現在32歳のサーラットは、身長168cmで右利きのセントラルミッドフィルダー。
ムアントン・ユナイテッドの下部組織出身であり、5年以上にわたり同クラブでプレーしていたが、2020年夏にパトゥムへ完全移籍している。

 パトゥム加入1年目の2020/21シーズンから中心選手として活躍しているサーラット。2023/24シーズンもリーグ戦21試合のスタメン出場で1ゴール5アシストをマーク。大半の試合でキャプテンマークを巻いていたほか、タイ代表戦で81試合出場と国際舞台での経験も豊富。石井正忠監督のもとでも、AFCアジアカップやFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選全試合でピッチに立っている。

 タイ紙『タイラット』が今月15日に伝えたところによると、サーラットは長崎へ6か月の期限付き移籍により加入することがほぼ確実であるとのこと。
記事では「長崎への期限付き移籍で、彼自身の実力が試される。一定の条件を満たせば、完全移籍による契約を結ぶことになる」と綴られており、買い取りオプション付帯の可能性があるという。

 パトゥムは2020/21シーズンにタイ1部リーグを制覇。2022年1月から同年10月まで、元V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台監督の手倉森誠氏がチームを率いていたほか、2023/24シーズン開幕前に川崎フロンターレからタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンを獲得するなど、日本人やJクラブとの縁がある。

 またタイメディア『khobsanam』は今月13日、パトゥムがサンフレッチェ広島所属MF野津田岳人の獲得を決めたと報道。サーラットと同じくセントラルミッドフィルダーであるだけに、広島、パトゥム、長崎の3クラブで玉突き移籍が発生する格好だ。