日本代表DF伊藤洋輝は今月13日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトからバイエルン・ミュンヘンへの完全移籍が正式決定。日本代表OB長谷部誠氏のコメントが話題を呼ぶ中、槙野智章氏が厳しいメッセージを発している。


 バイエル・レバークーゼン、ボルシア・ドルトムント、ミラン、トッテナム・ホットスパーなど複数クラブからの関心が報じられていた伊藤。欧州の移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が12日、バイエルン移籍でクラブ間合意、個人合意に達したと報じると、翌日に2028年6月までの4年契約でサイン。バイエルンはシュツットガルトに契約解除金満額の3000万ユーロ(約51億円)を支払ったとみられる。

 FW宇佐美貴史(現ガンバ大阪)以来となる日本人選手のバイエルン移籍が日本で話題になる中、長谷部氏は15日開催のEURO2024(欧州選手権)開幕戦・ドイツ対スコットランドで解説を担当。インターネットテレビ局『ABEMA』にリモート出演したが、その際に「日本の伊藤のバイエルン移籍も決まりました。日本ではどう報じられているのか分からないんですけど、日本サッカーにとっては本当に大きな出来事だと思うんです。
本当に素晴らしいことですよ」とコメント。一部では「日本メディアに対する皮肉なのでは?」という声も挙がっている。

 この伊藤のバイエルン移籍には、槙野氏も関心を寄せている模様。16日放送の「ABEMAスポーツタイム」出演時、同氏は「素晴らしい選手だが、3年前はJ2のジュビロ磐田に所属していた。UEFAチャンピオンズリーグで優勝するであろうクラブに、バリバリの即戦力で行った。日本のメディアがまだ騒いでいない。
日本の評価よりも、ドイツの評価の方が凄い」と、日本メディアの報道の仕方に苦言を呈している。

 シュツットガルトで守備陣の主力選手として活躍していた伊藤。新天地で韓国代表DFキム・ミンジェのポジションを奪うだけのパフォーマンスを期待したいところだ。