清水エスパルスは今月19日、ポルトガル1部リオ・アヴェからガーナ人FWアブドゥル・アジズ・ヤクブを完全移籍により獲得したと公式発表。ブラジル2部サントス所属MFノナトを期限付き移籍により獲得することもほぼ確実とみられているが、ここに来て他クラブからの関心が報じられている。


 サントスでMFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)やMFジョアン・シミッチ(元川崎フロンターレ)が主力選手として活躍する一方、今季ここまで公式戦8試合の出場でプレー時間249分にとどまっているノナト。ブラジルメディア『グローボ』が今月10日に報じたところによると、サントスのマルセロ・テイシェイラ会長はノナトの今夏退団を明言。ブラジルメディア『UOL』は12日に「ノナトは清水へ期限付き移籍する。サントスと清水の交渉はここ数日間で進んでおり、間もなく合意に達する見込みだ」と報じていた。

 しかし、ブラジルサッカーのYouTube番組『De Olho no Peixe』は19日になって「ブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマがノナト獲得に向けて、サントスに接触したが、オファーはまだ提示していない」とリポート。これによると、ヴァスコ・ダ・ガマは負傷離脱中の元フランス代表MFディミトリ・パイェにかわる攻撃的MFの獲得を目指している模様。
記事では「ノナトは清水移籍に向かっているが、清水の外国人枠が交渉を停滞させる要因となるかもしれない」と綴られている。

 清水にはFWカルリーニョス、FWルーカス・ブラガ、FWドウグラス・タンキの3選手が在籍しているほか、アブドゥル・アジズ・ヤクブが加入。ただルーカスにはメキシコ国内複数クラブからの関心が報じられている。『De Olho no Peixe』の報道内容に反して外国籍の枠に余裕があるとはいえ、ヴァスコ・ダ・ガマの動向が気になるところだ。

 なお、ヴァスコ・ダ・ガマは過去にブラジル1部リーグを4度制覇。2022シーズンに1部復帰を果たすと、2023シーズンは2部降格圏の17位サントスから勝ち点2差の15位と、最終節での勝利により残留。
ただ今季もここまで2勝1分6敗と苦戦している。