2022/23シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)覇者として、FIFAクラブワールドカップ2025(Mundial de Clubes FIFA)へ参戦する浦和レッズ。一部では80億円規模の賞金獲得を期待する声も挙がっているが、ここにきてクラブW杯の放映権を巡る問題が発生しているという。


 2025年6月から7月にかけてアメリカで開催されるクラブW杯。同大会の賞金については、FIFAが出場クラブに対して少なくとも5000万ユーロ(約85億円)を与える可能性が。今年4月には、米大手『アップル』が国際サッカー連盟(FIFA)と10億ドル(約1550億円)の独占グローバル放映権契約を結ぶ可能性も報じられていた。

 しかし、米紙『ニューヨークタイムズ』が今月中旬に「アップルとの契約額はFIFAが当初目標としていた額の4分の1になる可能性があり、両者の交渉は難航している。FIFAは現在、放映権を各地域の放送局に売却することを検討している」とリポート。これによると、参加クラブからは賞金減額の可能性に反発する声が挙がる一方、アップルの広報担当者はコメントを控えているとのこと。
くわえて、マンチェスター・ユナイテッドのオーナーをはじめ一部のサッカー関係者からは、大会開催による選手のフィジカルコンディションに悪影響を心配する声も湧き起こっているという。

 クラブW杯の賞金額については、スペイン紙『マルカ』が今月10日に「クラブW杯参加クラブに5000万ユーロが分配されると言われてきたが、現実は大きく異なる。この金額はFIFAが2019年の時点で中国でのクラブW杯開催を承認した場合のものだ」と指摘。

 新型コロナ感染拡大により、中国開催のクラブW杯が幻に終わったことを伝えたほか、放映権を巡る交渉が完了していないことも強調。賞金の配分割合については「各クラブの市場価値が大きく異なるため、均等に配分することはできない。欧州や南米のクラブが明らかに優位であり、1000万ユーロ(約17億円)近くの金額を受け取ることになる」と綴っている。