大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間2日深夜開催のパリ五輪男子サッカー競技準々決勝で、スペイン代表と対戦。FW細谷真大(柏レイソル)に対するDFパウ・クバルシのコンタクトが物議を醸しているほか、主審のオフサイド判定への批判も相次いでいる。


 日本は前半キックオフ直後からピンチを招く中、11分にMFフェルミン・ロペス(バルセロナ)のミドルシュートから失点。複数回にわたりチャンスを作るものの、フィジカルコンタクトを流す傾向にある主審の判定に恵まれていない状況だ。

 そんな中で迎えた前半27分には、右サイドでDF関根大輝(柏)からのスルーパスにMF山田楓喜(東京ヴェルディ)が反応。スペースに走り出した瞬間、副審がフラッグを上げていないにもかかわらず、主審はオフサイドと判定。山田より後方のポジションに相手選手がいただけに、解説の森岡隆三氏は「いやいや、全然ないですよ。オフサイドディレイがあるのに。説明してもらいたいですね」と批判している。

 また前半31分にはクバルシが細谷にタックル。細谷がピッチに倒れ込み、試合が中断したが、森岡氏は「クバルシはボールに全然行っていない」と私見を披露。前半から不可解な判定が続いているだけに、MF本田圭佑も「審判あかん。今日」とXで投稿している。
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