現在29歳のカイオは、2018年8月にブラジルのトンベンセFCから川崎へ完全移籍。川崎では出場機会に恵まれなかったが、2019年6月の長崎移籍をきっかけにキャリアが好転。2022シーズンに主将を務めるなど、中心選手として活躍していたが、2023シーズン終了後にチームを離れていた。
長崎退団後、今年2月に元日本代表FW三浦知良の古巣であるCRBへ加入したが、今季はここまでブラジル2部リーグでスタメン出場わずか3試合。厳しい立場に置かれる中、ブラジルメディア『CBNマセイオ』は今月7日に「カイオが海外移籍で合意」とリポート。「彼は(8日開催の)国内カップ戦に向けてのトレーニングに参加せず、チームメイトに別れの挨拶をした」とチーム離脱もあわせて伝えたが、移籍先には触れていない。
なお一部報道によると、カイオは川崎加入当初に「(ブラジルと違って)日本は治安が良く、安全な生活ができる」と語っていたという。長崎退団時もSNSで「このユニフォームを着て4年半、信じられないような素晴らしい瞬間があった」などと感謝の思いを綴っていただけに、ネット上ではJリーグ再挑戦を期待する声も挙がっている。