日本代表MF南野拓実(ASモナコ)は、今月12日開催のバルセロナ戦で1アシストを挙げるなど、リーグアン開幕前から猛アピール。MF伊東純也、FW中村敬斗(スタッド・ランス)らとの日本人対決に言及しているが、この日本人対決の捉え方がMF鎌田大地(クリスタル・パレス)とは対照的だ。


 昨季リーグアン30試合の出場で9ゴール6アシストをマークした南野。今季も中心選手としての活躍が期待される中、インターネット動画配信サービス『DAZN』のインタビューで「日本人対決は特別なもの。代表ではチームメイトだけど、リーグアンではライバルなので、相手に勝てるようにといつも思っている」と胸を膨らませると、ランス所属の日本人選手2名を評価した。

 「純也君は同じタイミングでフランスに来て、最初から良いパフォーマンスでチームの中心選手として活躍しているし、リーグアンで一番チャンスクリエイトが多い。その数字から見てもとれるように、チームにとって非常に重要な選手。相手にとってかなり厄介な選手かなと思う」

 「敬斗に関しても、決定力、シュート技術がすごく高くて、まだ若いけど年々自信もつけている。代表でもすでに重要な選手になっているし、対戦する時は警戒しないといけない」

 一方、鎌田は今年夏にラツィオを退団してクリスタル・パレスへ加入。MF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF三笘薫(ブライトン)とピッチで対峙する可能性もある。

 ただ本人は自身のYouTubeチャンネルを通じて「ドイツの時もかなり聞かれたけど、日本人対決する前に『どうですか?』と。正直、日本人対決に何とも思わない」とキッパリ。アイントラハト・フランクフルト時代に日本メディアから必要以上に“日本人対決”を煽られたと主張すると、「日本人対決よりも、マンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールと対戦するのが楽しみ。これ以外の世界4大リーグのビッグクラブとは対戦しているし」と語っている。
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