2013年に広島から浦和へ移籍した森脇。槙野智章氏らとともに浦和の守備陣を支え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など複数のタイトル獲得に貢献。2020年に京都へ移籍するまで、通算255試合の出場で14ゴール20アシストと、浦和の漢としてファン・サポーターから絶大な支持を得ていた。
ただ2017年5月4日に埼玉スタジアムで行われたJ1第10節・鹿島アントラーズ戦では、79分にMF土居聖真とFW興梠慎三によるボールの奪い合いをきっかけに乱闘騒ぎが発生したが、その際に森脇と小笠原満男が激しく口論。小笠原は試合後、森脇がMFレオ・シルバに対して不適切な発言をしたと主張。Jリーグは森脇に対して2試合の出場停止処分を下していた。
この一件もあり、現役引退を発表した森脇に対して「個人的にレオ・シルバの件は許せない」「嫌いな選手だった」「あの発言で印象悪くなった」「あの発言は一生許さないからな」といった否定的な声が殺到。今もなお、レオ・シルバに対する行為を許さないファン・サポーターが一定数存在するようだ。
ただそれでも、一部の鹿島サポーターから「レッズ時代の森脇さんには思うところがありますが。熱い方でJリーグを盛り上げてきましたよね。お疲れ様でした」といったメッセージも。