カタールW杯でドイツ、スペインを下した一方、2024年1,2月開催のアジアカップでは、周囲の期待とは裏腹にベスト8という結果に終わった森保ジャパン。イラン戦後のインタビューで、守田は戦術面におけるチーム全体の約束事を定めるよう、森保監督に訴えるようなコメントを残していた。
この守田の発言を巡っては、ボトムアップ方式による森保監督のチーム作りに賛否含めて様々な声が。ただ、権田はポルトガル国内クラブにおける監督と選手の関係をもとに、守田を擁護。テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで9月3日に公開されたサッカー番組『サカろう』の出演時に、ポルティモネンセでプレーしていた経験をもとに以下のようなコメントを残している。
「ポルトガルのクラブは、かなりトップダウン。ボトムアップで選手たちが話し合って(サッカーの形を)作るのではなく、監督が提示する。そういう環境でプレーしていると、多分求めたくなるし、僕は守田の気持ちがすごく分かる」
なお守田本人はインターネット動画配信サービス『DAZN』で7月25日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、自身の発言内容について以下のように説明していた。
「『もっと試合に向けて準備できるものがあったのでは』とか。詳細にもっとこだわりたかった、ということを(言った)。チーム内で起こっていることは、あまり外に出さない方が良い場合は多くて、チーム内で解決できるのであればそうだけど。僕は、ファンとか、サッカー界でいうライト層とか、色々な人たちを巻き込んで盛り上げたい」