この一戦では、第1戦で0-1と敗れていた名古屋が、前半9分にFWパトリックのゴールで同点に。延長戦に両チームが1点ずつくわえると、PK戦で名古屋が3-1と広島を下し、ベスト4入りを果たした。
元オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラックが今季限りで名古屋を退団するということもあり、PKをセーブした同選手に「ランゲラックのためにタイトルを!」といったメッセージが寄せられるなか、Xでは複数の広島サポーターによる投稿が話題に。アウェイゴール裏で靴を履いたまま座席の上に立つ名古屋サポーターの姿が捉えられている。
こうした広島サポーターの投稿には「椅子の上に立つのやめてほしい」「名古屋サポーター、ルール守って」「ランゲラックが活躍したのに台無し…」といったコメントが。サポーターの特定、処分を求める声も挙がる一方で、「負け惜しみかよ」といった反発も見受けられている。
広島は公式サイトを通じて観戦ルール・マナーを案内しているが、「椅子に立ち上がっての観戦、応援」「立入禁止区域・通行規制区域への侵入」などをホームゲーム観戦におけるクラブ独自禁止事項に定めている。
なお2023年5月7日に行われたJ2第14節のV・ファーレン長崎対東京ヴェルディでも、一部の東京Vサポーターが土足のまま座席の上に立って応援。クラブは当該サポーターに厳重注意を与えていた。