リーグ開幕直後に負傷となるも、第4節にしてようやく本領発揮となった日本人ストライカー古橋について、ブレンダン・ロジャーズ監督も「全体的なプレーが本当に向上していて、その進歩を見るのはとても喜ばしいことだ」と語っているようだ。
現地メディア『67HAILHAIL』は、「古橋はプレシーズン中にチェルシーやマンチェスター・シティ相手に得点を挙げ好調なスタートを切ったが、シーズン開幕直後での肩の負傷により、出遅れる形となった」と振り返るとともに、「それでも、レンジャーズとのダービーマッチで今シーズン初得点を記録し、そのゴールは見事なものだった。グレッグ・テイラーからのパスを受け、絶妙にシュートの準備をし、レンジャーズのゴールキーパー、ジャック・バトランドを惑わし、右隅に低いシュートを決めた」と、殊勲のゴールを評した。
さらに、「貢献はそれだけに留まらない。後半では、レンジャーズ戦で相手選手をフィールドのほぼ全長に渡って追いかけ、タックルを決める場面もあった」と、古橋の得点以外のプレーにも言及している。
ロジャーズ監督は守備面での貢献も称賛しているようで、「裏への抜け出しや、ボックス内での動きをするだけでなく、ビルドアップにも貢献している。彼の全体的なプレーが本当に向上していて、その進歩を見るのはとても喜ばしいことだ」とのコメントも。
セルティックのファンにとっては「クラブの試合再開まで待つのが辛いほど、古橋のプレーを見ることが楽しみになっている」と、現在のコンディションの良さを強調し、次節からの活躍に期待を寄せた。
インターナショナルブレイク明けとなる9月14日のハーツ戦、再び背番号8によってパークヘッドの観衆を沸かせるシーンが訪れるはずだ。