ブラジルメディア『グローボ』は9月15日、センターフォワードを本職とする日本人選手を特集。「センターフォワードは日本代表で常に不足しているポジションだったが、ここに来て状況が変わり始めている」とした上で、日本代表のストライカー陣について以下のように綴っている。
「サムライブルーでは上田綺世(フェイエノールト)が昨年、1試合平均1ゴールをマーク。上田の控えである小川航基(NECナイメヘン)は昨季、オランダ1部リーグで何度もゴールネットを揺らした。スコットランド1部リーグで得点王に輝いた古橋亨梧(セルティック)が招集されないほど、選択肢がどんどん増えている」
「サンフレッチェ広島からブラックバーンへ完全移籍した大橋祐紀は、早くもイングランド2部で得点王争いを繰り広げているが、いまだに日本代表招集歴がない。今後の成績次第では、代表入りの可能性もある。細谷はパリ五輪でセンターフォワードにとってふさわしいクオリティーが備わっていることを証明した。それにも関わらず、まだ柏レイソルから海外クラブへ移籍していないことが疑問だ」
さらに『グローボ』は、鹿島の2種登録選手であるFW徳田誉にも注目。9月14日開催の明治安田J1リーグ第30節サンフレッチェ広島戦でクラブ史上最年少ゴールを挙げた17歳について、「2028年に行われるロサンゼルス五輪の日本代表候補が現れ始めている」と評しているが、同世代のライバルにFW後藤啓介(アンデルレヒト)やFW塩貝健人(ナイメヘン)の名前を挙げている。