クラブや選手、スタッフに対するSNSでの誹謗中傷に対して、刑事告訴を行ったという町田ゼルビアの公式発表が注目を集める中、サンフレッチェ広島のサポーターによるSNS投稿が話題になっている。

 町田の刑事告訴は15日夜放送の「ニュースウォッチ9」(NHK)、「news23」(TBS系)など、複数の地上波番組でも報道。
FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選・日本代表vsオーストラリア代表の中継後に放送された「報道ステーション」(テレビ朝日系)では、数分間の特集が組まれた。

 その報道ステーションは町田やクラブ関係者などを標的とした誹謗中傷のメッセージを取り上げただけでなく、9月28日に行われたJ1第32節・広島vs町田で広島所属の一部選手が町田スタッフの用意したタオルを濡らす行為もクローズアップ。ただ広島側の主張やスタンスに触れることなく、町田を全面的に擁護する構成となっているだけに、ネット上では「広島が悪者扱いされているような印象を受ける」といった指摘が相次いでいる。

 そんななか、「PRサポートショップ」として広島を支えている真鍋輝彦税理士事務所の真鍋輝彦氏は、報道ステーション放送中の15日22時すぎにXを更新。「テレビ朝日、広島ホームテレビ大っ嫌いなのでサッカーくらいしか見ないのだけど、酷い報道したみたいですね」と具体的な報道内容に言及しなかったものの、「みんなこんなチャンネル見るからハラがたつんですよ」「みてなくても、ハラがたって昨夜寝られんかった」などと憤りをあらわにしていた。

 そして16日には「某Jリーグクラブのパートナー企業と商談をしていましたが、先程お断りの電話を入れました」と綴った上で、「この企業とは10年以上お付き合いがありますが、僕の大好きなサンフレッチェを貶めるような行為をするクラブをサポートする企業とは、今後取引は徐々に縮小、解消いたします」と投稿。「お仕事までに影響が…」といったメッセージが寄せられるなど、Jリーグファンの間で反響を呼んでいる。
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