スウェーデン1部リーグの2023シーズン終了後、ペア・マティアス・ヘグモ監督とともに、BKヘッケンから浦和へ所属クラブを変えたグスタフソン。J1リーグで20試合以上に出場するなど存在感を発揮も、恩師のヘグモ監督が8月下旬に解任。後ろ盾を失った今、母国復帰報道が飛び交っている。
スウェーデン紙『sportbladet』で19日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は浦和でのパフォーマンスに対して複雑な思いを抱いているという。
「シーズン通じて、かなり浮き沈みがあった。Jリーグで自分の実力を証明し、多くのサポーターが僕のことを気に入ってくれていると思う。だが、これまでのキャリアを振り返ると、決して最高のシーズンではない。何度も怪我したしね」
また同選手は日本と欧州のサッカー文化の違いにも言及。「日本と欧州のサッカー教育や文化は全然違う」とした上で、日本文化の特徴が、日本サッカーに悪影響を及ぼしているとの見方を示している。
「日本のことは、(移籍前に)浦和でプレーしていたダビド・モーベルグから聞いていた。日本社会に対して、良いイメージを持っていたけど、途中で日本社会や文化の欠点にも気づいたよ」
「日本では、みんなが同じ方向に進み、みんなが同じでなければならないという思いが非常に強い。