国際的なスポーツメディア『ESPN』のUK版が注目しているのは、今まさに輝きを放つ宮代の存在だ。これまで主に左サイドで起用されていた宮代だが、最近では神戸のFW大迫勇也と並んで中央でプレーする機会が増え、その結果、ゴール数も着実に伸ばしている。
J1リーグではすでに9得点を記録し、神戸の攻撃陣において存在感が増している宮代。特に高い位置からのプレッシングとショートカウンターを駆使する神戸の戦術は、宮代の強みを最大限に引き出しており、本人も伸び伸びとプレーしているように映る。
神戸の吉田孝行監督は攻撃的な【4-4-2】フォーメーションを採用しており、宮代を中軸とした攻撃戦術も持ち合わせている。このシステムはACLEで効果を発揮しているが、Jリーグではまだ課題が残っている。しかし、宮代が好調を維持しゴールを量産すれば、海外移籍の可能性も高まるかもしれない。
「相手に応じてポジションを調整しつつ、常に成長を目指している」と、宮代は試合後のインタビューで語っている。その姿勢こそが、彼をさらなる高みへと導く要素となっている。