インドネシア代表はDFジャスティン・ハブナー(ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)、DFジョルディ・アマト(ジョホール)など、欧州出身選手の帰化に注力。10月の最終予選では、招集選手27名のうち13名が帰化選手に。中国戦では帰化選手10名がスタメン出場も、1-2で敗れていた。
9月の最終予選初戦で格上のサウジアラビア、オーストラリア相手に引き分けるなど、ダークホースとして存在感を発揮しているインドネシア。ジャカルタでの日本戦は11月14日の開催を予定していたが、日本サッカー協会(JFA)から国際サッカー連盟(FIFA)への要求により、15日に変更された。
インドネシアメディア『bola』は10月25日、この日本側からの延期要請に対するインドネシアサッカー協会(PSSI)の反応をリポート。これによると、PSSIの幹部は「我々はこの決定を受け入れるだけだし、何も問題ない」とした上で、「(日本戦の後の)サウジアラビア戦もホームゲームなので大丈夫だ。ホームゲームが開催される限り、不満はない」と語ったという。
ただ、インドネシアの一部ホームゲームが中立地開催に変更される可能性も。同国代表は10月10日に敵地で行われたバーレーン戦で2-2と引き分けたが、バーレーンサッカー協会(BFA)は試合後に対戦相手のファン・サポーターから殺害予告、脅迫行為があったと声明を発表。
アジアサッカー連盟(AFC)やFIFAに対して、2025年3月25日に行われるインドネシア戦の中立地開催を求めると、AFCは「すべての選手、関係者、ファン・サポーターの安全確保に全力を尽くす」と、中立地開催の検討に前向きな姿勢を見せているだけに、今後の対応次第では日本戦やサウジアラビア戦に関しても中立地開催に変更となるかもしれない。