注目ユニットNerhol個展がVACANTで開催。寄生獣のように歪な肖像写真

注目ユニットNerhol個展がVACANTで開催。寄生獣のように歪な肖像写真
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原宿のヴァカント(VACANT)にてアートユニット「ネルホル(Nerhol)」の個展「シーン・トゥ・ノウ(Scene to know)」が12月6日まで行われている。ネルホルはグラフィックデザインを軸に活動する田中義久と現代美術を基軸にする飯田竜太が2007年に結成したデュオだ。

ネルホルの活動名は田中がコンセプトを「練り」、飯田が「彫る」ことに由来している。今年のアートフェア東京では写真を幾層にも重ねて、1枚ずつ彫るように段差をつけてカットされ、歪な表情を現出した女性のポートレート作品がBeacon Prizeを受賞した。今回の展示も約40点のポートレート作品で構成されている。

「かつての肖像画や、レタッチが無限に可能なポートレートの真正性を疑うことから始まった」と田中氏。作品は、静止した人間を3分間連写し、その人特有の微妙な動きを捉えながら、イメージの向こう側にある人間の内面を映し出そうとする試みだ。微妙な動きを捉えた200枚程のポートレート写真を時系列で重ね合わせ、1枚ずつその人の動きに合わせて切り取って剥がし、断面を露出させることで、徐々に表情を変える地層のようにぐにゃっとしたイメージの立体作品ができあがる。写真を元にした作品だが、エディションがつかない、ユニークな作品だ。

今回の作品はランダムに撮影されたものではなく、VACANTに関係する人々のポートレートを1年掛けて撮影した作品群で構成され、サイトスペシフィックな展示になっている。中には、同所のシンクで水を流している情景を撮影した作品もあり、ポートレートの本人を浮き彫りにするだけでなく、「場」も浮き彫りにし、作品の発展を試みている。田中は「ポートレートに限らず有機的な存在として様々な対象を削って行きたい」と今後の作品の方向性について言及。

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2013年11月26日のファッション記事

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