アンリアレイジが歌い、真鍋大度が奏で、ミナを縫うヨコハマ・パラトリエンナーレ

アンリアレイジが歌い、真鍋大度が奏で、ミナを縫うヨコハマ・パラトリエンナーレ
アンリアレイジの「聴く服」
ヨコハマトリエンナーレ2014と同時開催中の「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」にミナ ペルホネン、アンリアレイジ、真鍋大度が参加している。8月1日より象の鼻テラスでスタートした同展覧会は「“障害者”と“多様な分野のプロフェッショナル”の協働から生まれる現代アートの国際展」だ。今年が第1回目となり今回は「ファースト・コンタクト」をテーマに展示やパフォーマンス、ものづくりなどを行っている。

2009年から横浜市内の障害者施設などとアーティストによるものづくりの実験を行ってきた象の鼻テラスが11年にスタートさせた雑貨ブランド「スローレーベル」は、モノだけではなくアート表現を生み出すこと目指し、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の生地に港南福祉ホームのメンバーが刺繍した作品を発表。形状記憶ヤーンを使った作品を井上唯とのコラボレーション作品も出品され、コア会期中(9月7日まで)にはワークショップも予定されている。

会場で一際目立つ大きなシャネル風ジャケットは「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の「聞く服」。繊維自体が音を奏でるツイードの巨大なジャケットは機械仕掛けで奏でられる曲に合わせてターンしたり、左右に揺れる。その曲はお針子だったころのココ・シャネルが歌手を志してキャバレーで歌っていたシャンソン、というまさに“聞く服”だ。

また、「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」の真鍋大度は聴覚障害ダンサー「SOUL FAMILY」との共同作業で、電気刺激デバイスを使った“耳の聴こえない人ための音楽”として「music for the deaf」を発表。この触覚デバイスの制作は石橋素、照岡正樹、堤修一らとの共同作品で、会場では映像とデバイスの展示だが、8月13日20時からアーティストによるデモンストレーションとトーク(手話通訳付き)も開催される(定員80名・8月6日までに事前申し込みが必要)。

【イベント情報】
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014
会場:象の鼻テラス
住所:横浜市中区海岸通1丁目
会期:8月1日から11月3日(コア期間9月7日まで)
時間:10:00から18:00(イベントにより異なる)
入場無料

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