
このコレクションはエリートランナーに向けたナイキのパフォーマンステクノロジーに、デザイナー・高橋盾が考えた都会ランナー向けの機能的なディテール、新しいシルエットを取り入れたもの。昇華プリントのカモフラージュ模様がスピード感を表現し、一見断ち切ったままに見える素材の端は柔らかく、縫い目のない素材とともに肌に優しくフィットする。これに、貴重品を仕舞うポケットや視認性を高める反射素材を加え、暖かな都会の環境に合わせて身体を適度にカバーする軽量なランニングウエアを完成させた。
コレクションの中で最も都会ランナーのニーズを明確に反映したのは、「NikeLab GYAKUSOU Utility Short Tights」。これは、「NikeLab GYAKUSOU Men’s Utility Long Tights」のSSモデルで、ランニングショーツの快適性とタイツの機能性を1 枚で得られるガーメントが欲しいというアイデアから製作。鍵や小銭などが入る小さなポケットを備え、上は通常のスポーツショーツのようにゆとりあるフィットの軽量タイツに仕上がった。
一方、「NikeLab GYAKUSOU Shield Lite Jacket」では肩やフード、首の後ろなどの必要な部分にのみ防水機能を持たせ、他の部分には撥水性と通気性に優れた軽量メッシュを使用した。隠しジッパーのポケットや反射素材のディテール、ドローコード付きのフードを備え、悪天候から体を守る究極の一着となっている。