アートディレクターやグラフィックデザイナーとして活動する井上嗣也の個展「井上嗣也展 Beginnings」が、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(以下、ggg)で開催される。会期は5月14日から6月26日まで。
井上嗣也は1947年生まれ。写真とタイポグラフィを使った斬新なデザインワークで知られ、これまでにパルコの広告や、サカナクションの12枚目となるシングル「多分、風。」のアートディレクション、レコーディングエンジニアのオノ セイゲンによるアルバム「COMME des GARÇONS SEIGEN ONO」のジャケットデザインなどを手掛けた。受賞歴には東京ADCグランプリ、東京TDCグランプリ、日本宣伝賞山名賞、毎日デザイン賞などがある。
>>樹木希林さんや夫の内田裕也の作品も手掛けてきた縁から、レスリー・キーによる「愛・樹木希林」展ではポスターデザインを担当gggでは約10年前に初の個展を開催。今回の展覧会では太陽や月、光、水、油、植物等の写真を駆使し、架空の宇宙を創出した「The Burning Heaven」、ユーモアと遊び心を忍ばせた「Happy Time」などの新作ポスターシリーズを中心に、自選した代表作、ファッション界とのコラボレーションによるポスターやブックデザインを紹介。リトルモアからは作品集「The Burning Heaven」が同時刊行される予定だ。
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