日本航空(JAL)が、航空運送事業に関わる全部門のスタッフが着用する新たな制服デザインを発表した。客室乗務員や地上接客部門、運航乗務員の制服デザインを「エズミ(EZUMi)」を手掛けるファッションデザイナーの江角泰俊が担当。
今回刷新するのは、客室乗務員、地上接客部門、運航乗務員、整備士、グランドハンドリングスタッフの制服と、沖縄地区において夏季に着用する「かりゆしウェア」のデザイン。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックにおいても掲げられている「持続可能性に配慮した調達コード」への対応や耐久性の向上、再生ポリエステルの使用などで環境へ配慮したほか、多様性に対応した制服をラインナップし、スタッフが生き生きと活躍できるようなウェアに仕上げたという。
客室乗務員、地上接客部門の制服では「Hybrid Modern Beauty」をテーマに、「洗練されたハイブリットビューティ」「ハイブリッドが生み出す、現代的な美しさ」を表現。ブラックを基調に袖裾や首回り、襟などにブランドカラーの猩々緋(赤)を取り入れた。客室乗務員向けにはワンピースタイプ、エプロン、メンズ向けのスーツを製作したほか、女性用にパンツスタイルを同社として初めて導入。
整備士のカバーオールとグランドハンドリングスタッフの作業衣はデサントジャパンがデザイン。アウター類は「モンベル(mont-bell)」が手掛けた。