ライゾマティクス・アーキテクチャー代表の齋藤精一がプロデューサーを務める夜の無人島を舞台にしたアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が、神奈川県横須賀市の猿島で開催される。会期は11月3日から12月1日まで。
猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島。島へ向かうフェリー乗り場最寄りの横須賀中央駅は、品川駅から約45分と都心からアクセスしやすく、島内では海水浴や釣り、バーベキューなどを楽しむことができる。島全体に広がる貴重な自然と、弥生時代の生活が伺える洞穴、明治時代に建設された砲台の跡といった歴史的遺産が多数現存することから、2015年に国史跡に指定された。
今回のイベントでは初めて島全体を夜間開放し、猿島の壮大な自然を活かしたあらゆるアート作品を展開。アドバイザーとして「アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち」や、塩田千春展「鍵のかかった部屋」などを手掛けた中野仁詞が参画する。またキュレーターに、アートプロジェクトの企画運営に取り組むNPO法人インビジブルの理事長 林曉甫らを起用。
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