日本最大のコスメ・美容の総合サイト「アットコスメ(@cosme)」を運営するアイスタイルが、「@cosmeベストコスメアワード 2019」を発表した。ベストコスメアワード総合大賞には、「セザンヌ(CEZANNE)」の「パールグロウハイライト」(税別600円)が輝いた。

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 今年のベストコスメアワードでは、2018年11月1日から2019年10月31日までにアットコスメに寄せられたクチコミ投稿72万4,765件をもとに、対象商品4万3,786点の中からいま生活者が支持する商品をランキング形式で表彰。大賞に選出されたパールグロウハイライトは、きめ細かいパールが濡れたような艶肌を実現し、粉浮きしないしっとりとした粉質で肌馴染みの良さなどから「塗るレフ板」として人気を集めた。ミニサイズかつプチプライスである点や、インフルエンサーやユーチューバーたちによって使用方法の動画が多く投稿されたことなどから、ハイライト未経験者にもチャレンジしやすく、受賞に繋がったと分析されている。なお2017年から2年連続で大賞を受賞した「オペラ(OPERA)」のリップティントは殿堂入りを果たした。

 このほか、上半期と下半期に発売された商品に関する口コミにフォーカスし、トレンドのキーワードを選出する「ベストトレンドキーワード」は「光を味方につける」が受賞。ベストコスメアワード総合大賞に輝いたパールグロウハイライトをはじめ、作り込んだ肌ではなく、自然光でナチュラルに輝く肌を演出するベースメイクに支持が集まったという。

また、2019年度の口コミ内で使用されているワードのうち、「トーンアップ」「濡れ感」「濡れツヤ」の3つの出現率はいずれも前年同期比が1.4倍に伸長。土台美容や「土台ケア」などを筆頭に「土台」の出現率も増えたことから、「素肌から美しくなりたい」という消費者の動向が見られたという。