アメリカ現地時間2月20日、L brandsがランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」の過半数株を米投資会社シカモアパートナーズに売却することを発表した。ヴィクトリアズ・シークレットの企業価値は11億ドル(約1,231億円)。売却に伴い、L brandsのレスリー・ウェクスナー(Leslie Wexner)氏はCEOを退任し、名誉会長に就く。
>>「ヴィクトリアズ・シークレット」親会社CEOが株式売却の方針、米WSJが報道シカモアパートナーズは、ヴィクトリアズ・シークレットの株式55%を取得。残りの45%はL brandsが保有する。今回の取引により、ヴィクトリアズ・シークレットを構成する3ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット ランジェリー(Victoria's Secret Lingerie)」「ヴィクトリアズ・シークレット ビューティー(Victoria's Secret Beauty)」「ピンク(PINK)」はL brandsから切り離され非公開会社となる。シカモアパートナーズは、ヴィクトリアズ・シークレットをかつて歴史的に成長し利益をあげたレベルまで回復させ、市場をリードするビジネスへと再活性化することに注力していくという。なお、L brandsは今後、最も収益の高いボディケアブランド「バスアンドボディワークス(Bath and Body Works)」の経営にフォーカスする。