新型コロナ感染拡大を受けて窮地に立たされているライブハウスやクラブへの助成金を国に求む署名活動「#SaveOurSpace」が注目を集めている。3月30日17時時点で20万筆以上が集まり、予定していた10万筆を大幅に上回った。

>>「新型コロナウイルス」最新の関連ニュース一覧

【画像をもっと見る】

 #SaveOurSpaceは新型コロナウイルス感染拡大を受け、2月26日から始まったイベント開催自粛要請により経営の危機に瀕しているライブハウスやナイトクラブ、劇場を救うべく音楽関係者5人が発起人となり立ち上げた。公演の中止が相次いだことで、ライブハウスなどイベント会場の売り上げが急落したほか、各施設の従業員や出演者、音響エンジニア、照明エンジニアなど多くの関係者にも大きな被害が発生している状況を鑑み、会場を休業するにあたり必要な補償を政府に求めている。助成金には施設の維持費や従業員の給与、出演料、音響、照明などイベントの製作経費を含み、自粛要請を開始した2月26日から政府が収束を発表するまでの期間を対象として助成を要請する嘆願書を制作した。

 嘆願書の署名には「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のデザイナー高橋盾をはじめ、ライゾマティクス(Rhizomatiks)の真鍋大度、坂本龍一、松田龍平、水原希子、渋谷慶一郎、水曜日のカンパネラのコムアイ、キングヌー(King Gnu)の常田大希、大沢伸一らも名を連ねている。署名は3月31日13時まで募っており、締め切りと同時に会見を行うという。

[[https://twitter.com/Save_Our_Space_/status/1244532101879197696]]

■#SaveOurSpace:署名ページ