スペイン国内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「バルマン(BALMAIN)」「パルジレリ(PAL ZILERI)」を展開するメイフーラが、マドリード州に100万ユーロ(約1億1,700万円、1ユーロ=117円で換算)を寄付したと発表した。

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 スペインでは新型コロナウイルスの感染拡大が首都マドリードなどを中心に深刻化しており、日本時間4月2日時点で感染者数は10万人、死者数は9,000人を突破。

ロックダウン(都市封鎖)は2週間以上続いている。

 メイフーラは3月にも感染者の増加を防ぐ新型の陰圧換気装置を寄贈したほか、イタリア市民保護局に対して、ウイルスの治療サポートを目的に100万ユーロを支援した。今回は、マドリード見本市会場(IFEMA)内に急遽建設された救急病院「COVID-19 IFEMA 病院」の拡張促進を目的に、マドリード州に対し寄付を行った。救急病院ではパビリオン 10 の共用エリアに加え、パビリオン5、7、9でも工事を進め、同州最大となる感染者1,300人の収容を目指すという。

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