ワールドなどアパレル各社が新型コロナで店頭売上大幅減、臨時休業や営業短縮が打撃

 ユナイテッドアローズ、ワールド、アダストリアの3社が3月の売上(単月)を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて在宅勤務の増加や外出を自粛する人が増えた影響から店頭売上が軒並み落ち込んだ。一方で、自宅での「巣ごもり消費」が先月に続き増えたことで、各社ともにEC売上は前年同月比で10%以上伸長した。

【EC好調は2月から徐々に】新型コロナで"巣ごもり消費"が後押し、ユナイテッドアローズとワールドでEC売上増加

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 ユナイテッドアローズでは店頭のみの売上が前年同月比61.2%だったのに対して、自社オンラインストアとゾゾタウン(ZOZOTOWN)での売上は123.8%だった。ルミネや丸井などが新型コロナウイルス感染拡大防止のため会員優待セールを中止したことなどを受けて、急遽自社セールと送料無料キャンペーンを行ったことで好調を維持した。

>>ユナイテッドアローズが新型コロナ直撃で3月の店頭売上激減、EC化率は3割超え

 ワールドでは売上規模の大きい都心店を中心に約300店舗が1日以上臨時休業したことが影響し、店舗売上は前年同月比59.7%と大幅に減少。EC売上は同112.9%だったが、全体売上を押し上げられず、店頭とECを合わせた売上は同64.8%にとどまった。

 アダストリアは国内店舗の約9割で1~2時間の短縮営業を実施したほか、東京都から外出自粛要請が発令された3月28日と29日は関東エリアの277店舗が休業。全体の売上は前年同月比75.7%と落ち込んだが、自社ECと他社ECの合計売上は同110%以上だったという。アイテム別では、店頭とECの両方でトレンチコートやブラウス、テーパードパンツ、パンプスといった春物商品の動きが活発で、新生活準備に向けた大型家具も一部好調だった。


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