4期連続最終赤字のサマンサタバサがコナカの連結子会社に、海外事業は創業者 寺田和正氏の新会社に譲渡

4期連続最終赤字のサマンサタバサがコナカの連結子会社に、海外事業は創業者 寺田和正氏の新会社に譲渡
サマンサタバサ 公式サイトより

 サマンサタバサジャパンリミテッドの2020年2月期は、最終損益が23億8,400万円の赤字(2019年度は13億3,700億円の赤字)で4期連続の赤字決算となった。業績改善を目指し改革を進めてきたが、増税や災害に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い出店先の商業施設が休業したことで来店客数が大幅に減少したという。先行き不透明の中、コナカグループとの連携強化を図るため、同社に3割出資しているコナカの連結子会社フィットハウスと今年7月1日付で合併することを決議。これに伴いフィットハウスは解散し、サマンサタバサジャパンリミテッドはコナカの連結子会社となる。

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 コナカは2019年9月に女性顧客層の獲得を目的にサマンサタバサジャパンリミテッドの株式を取得し、持分法適用関連会社化している。フィットハウスとの合併後、サマンサタバサジャパンリミテッドの大株主および持株比率はコナカが59%、創業者の寺田和正氏が16%となる。コナカグループはサマンサタバサジャパンリミテッドを連結子会社することで、ファッション事業の競争力強化とともに経営資源の最適化・効率化を図る。

 このほか、サマンサタバサジャパンリミテッドは海外事業とスイーツ事業を、寺田氏が設立した新会社サマンサグローバルブランディングアンドリサーチインスティチュートに譲渡すると発表。寺田氏はサマンサタバサジャパンリミテッドを率いていた頃から同社ブランドを広く海外に展開したいという意志があったという。サマンサタバサジャパンリミテッドは現在、米国や中国、香港、韓国、シンガポール、台湾などに展開しているが、寺田氏の新会社に事業譲渡することにより国内事業再建に注力する。


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